自分に正直に生きる
- 自分らしく生きる
- 自分の気持ちに正直に生きる
- 我慢しなくても良いのです
たくさん並べました。
でも、これらの言葉は──あなたもおわかりのとおり──「わがまま」とは違います。
「迷惑をかけずに生きる」は、本当に正しい?
「人様に迷惑をかけずに生きる」
よく聞く言葉です。
でも、これだと生きにくいと私は思うのです。
なぜなら──
迷惑をかけないで生きることなど、あり得ないからです。
自分一人では、何も起こりません。
誰かがいるからこそ、化学反応が起きて、何かが動き出します。
その中には、「プラス」の面だけでなく、「マイナス」の面も含まれます。
そうです。「迷惑」と感じる、「迷惑」と思う人が出てくるのです。
「まあ、お互い様でしょう」と笑って済ませられる程度であれば、問題はありません。
けれども、人は一人では生きていけないのです。
共に生きるための「知恵」としてのルール
人と共に、そこそこ居心地よく暮らしていくためには──
ある程度の「ルール」や「規範」、「道徳」といったものが必要です。
ただ、それらすべてを受け入れると、疲れてしまいます。
おそらく、大多数の人がそうでしょう。
かといって、すべてを否定すると「アウトロー」としてはじき出されてしまう。
では、どうするのか?
私はこう思うのです。
一度、全部を受け入れてみる。
そして次に、取捨選択をする。
- 受け入れても良いもの
- 絶対にだめなもの
- どちらでも良いもの
はじめからすべてを否定すると、ものすごいエネルギーが必要になります。
私の場合ですが……あなたはどうでしょうか?
人はそれぞれ、大切にしているものが異なります。
だからこそ、私の価値観と「世間様のお約束ごと」が異なるのは当然のことです。
捨ててはいけないものもある
時代とともに、世間様のお約束ごとも変わってきます。
しかし、気をつけなければいけないことがあります。
「因習だから」「古いから」と、
安易に捨ててはいけないものもあります。
脈々と受け継がれてきたことの中には、真理があることもあるのです。
※この話は、また別の機会に。
自由とは?
自由とは、自分自身を管理(マネジメント)すること。
自分に正直に生きるために
自分に正直に生きるためには、まず、
「私が大切にしているもの」「大切にしていること」
すなわち、価値観を明確にすることが大切です。
そして、できれば、使命(ミッション)を明確に(作成)すること。
さらに、
「世間様のお約束ごと」と「自分の価値観」の違いを知ること。
最後に、自分自身をマネジメントすること。
そして、望む人生を歩むことです。
さあ、あなたも──
自分に正直に生きてください。
望む人生を、存分に引き寄せてください。
佐藤好彦
最新記事 by 佐藤好彦 (全て見る)
- 自分軸さえ持てば、未来はもう怖くない - 2025年6月24日
- そばにいること、それだけが力になるとき - 2025年6月20日
- あなたの一歩が、誰かの背中を押している - 2025年6月19日