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「共感」が通じない時代に、私たちはどう生きる?

「共感って、もう死語なんじゃないか」
最近、そんな言葉がふと心に浮かびました。

講座で誠実に向き合っても、特典だけ受け取って無言の人がいる。
YouTubeでも丁寧に語ったつもりの言葉に、「それは理想論」と斜めからの反応が返ってくる。
どこかで、やさしさが届かないもどかしさを感じる日があル今日この頃です。


■「きれいごと」に反発したくなる人がいる理由

いまの時代、「きれいごと」「共感」「寄り添う」という言葉が、
うさんくさい、偽善っぽい、あるいは“弱さの象徴”とすら受け取られることがあります。

なぜなら──
人々は疲れているから。
信じたくても、信じて裏切られた経験があるから。
やさしさに触れると、自分の中の“満たされなさ”が痛むから。

誰かの真っ直ぐな言葉は、
ときに“自分を責められている”ような錯覚すら呼び起こします。


■それでも、信じていたい

それでも私は思うのです。

ン年も前、親しくしてくださった方から、こんな言葉をいただきました。

「あなたは、人間性善説の人だから・・・。」

やさしさや共感は、
言葉として色あせたように見えても、
人の心の奥では今もずっと「求められているもの」だと。

ただ、すぐに返ってこないだけ。
表に出す余裕がない人が増えているだけ。
それでも、伝え続ける人がいなければ、
この社会から“温度”がなくなってしまう。


■私たちにできることは、「一人と丁寧に向き合う」こと

大きなことはできません。
けれど、たった一人の相手と、言葉を交わし、気持ちを受け止め合う。
それだけで“協力”ははじまります。
それだけで、“一緒に進む力”は育ちます。

まずは一対一。
それができてこそ、信頼も共感も広がっていくのだと、私は信じたい。


■共感は、消えてなんかいない。

もし今、あなたも「わかってもらえないな」と感じることがあるなら、
それは“共感が死んだ”のではなく、
“共感できる人が、言葉にできずにいるだけ”かもしれません。

だから私は今日も、誠実に言葉を届けます。
遅れて返ってくるやさしさを、信じながら。


☘️追伸

「わかってもらえない…」そんな日こそ、心を整える時間を持ちませんか?
共感の力を、もう一度取り戻したい方へ。
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