成功する目標設定とは?
──目標を立ててもモチベーションが上がらない理由
「目標を決めたのに、やる気が出ない」
「やる気はあるんだけど、気づくと後回しにしている」
そんな経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか。
今の時代、誰かに「おまえはダメだ」と言えば、すぐに“パワハラ”扱い。
ある大学の先生から聞いた話では、
「このままだと卒業できないよ」という言葉すら、パワハラに該当する可能性があるのだそうです。
正論で叱られて伸びた世代にとっては、驚くような話かもしれません。
自己肯定感を重視する若い世代──
実は“若い世代”と言っても、今や45歳くらいまで含まれるそうです。
その中には「のんびり、マイペースに生きたい」という志向が多く見られます。
一方、1968年ごろまでに生まれた世代(私もその一人です)は、
「他人に負けたくない」「結果で示したい」という競争マインドが強く根づいています。
「他人と比べず、自分のペースで」
今では当たり前の価値観ですが、この大きな意識のギャップを前に、
目標設定や行動へのモチベーションに“ズレ”が起きているのだと、私は気づかされました。
かつての私なら、こう言っていたかもしれません。
「目標を立てたおかげで、売上が3ヶ月で1.3倍になりました!」
「この方法で、年商1000万円を突破しました!」
「○○の資格試験に合格しました!」
こう言えば、「やっぱり目標設定って大事だよね!」と響くかもしれません。
でも…今は、正直に言います。
目標設定は、そんなに簡単じゃない。
大多数の人が、できないんです。
なぜなら、私も含めて、多くの人がこの壁にぶつかるからです。
それが、「先延ばし」です。
「できたらいいなあ」
「いつか、そうなったらいいなあ」
…そう願って目標を立てたはずなのに、行動が進まない。
これは、あなたの意思が弱いからではありません。
目標の中身が、「本当はやりたくないこと」だったから。
本当にやりたいと思えていない目標には、モチベーションは湧きません。
「やった方がいい」「言われたから立てた」──それはmust(やるべき)目標であって、want(やりたい)目標ではないのです。
そして、たとえwantだったとしても、
一度うまくいかなかっただけで、あきらめてしまう。
よくある話です。
だからこそ、私はこう伝えたいのです。
目標設定には、「失敗(うまくいかないこと)も織り込む」こと。
最初から完璧にいくなんて、誰にもわかりません。
むしろ、一度やってみて、失敗して(うまくいかなくて)、また立て直す。
このプロセスこそが、本当の「行動につながる目標設定」なのです。
あなたの目標は、本当にやりたいことですか?
それとも、ただ「やるべき」と思い込んでいることですか?
目標は、人生を縛るものではなく、進む方向を照らす灯台です。
その光が、自分の本音から発せられているのか──
ぜひ一度、立ち止まって見直してみてください。
「目標が立てられない」
「立てても、動けない」
そんな自分を責めてしまっていませんか?
それは、あなたの心が弱いわけではありません。
もしかすると、「他人の期待」を目標にしてきたから、動けなかっただけかもしれません。
本当にやりたいことって何だろう?
どこまでが他人軸で、どこからが“自分の願い”なんだろう?
──そんな風に、心の中が少しごちゃごちゃしてきたら。
一度、立ち止まって「自分軸」を整える時間を持ってみませんか。
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