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友情を育てるということ──「私が私自身であること」から始まる関係

友情を育てるということ

──「私が私自身であること」から始まる関係

「私、友達が少ないんです」
そんな声を、最近よく聞くようになりました。

「職場では話す機会があまりない」
「プライベートで会う人も限られてきた」──

それはきっと、特別なことではありません。

誰でも歳を重ねるごとに、付き合い方が変わってきます。
環境が変わり、価値観が変わり、会う頻度が減っていく。
でも、それは“友達が減った”のではなく、
“関係が変化した”だけなのかもしれません。


私(たった)の場合はというと──
正直、友達は数えるほどしかいません。
両手で余るくらいです(笑)

でも、その分深い付き合いができていると思っています。
小学校からの悪ガキ仲間がそのままG3(ジーサン)になって、
今も、お酒を片手にしょうもない話をしながら笑い合える関係。

数じゃなくて“濃さ”だなぁ、とつくづく思います。


さて、私の好きな本、
『豊かな人間関係を築く47のステップ』(グレン・ヴァン・エカレン著)に、こんな一節があります。

ソクラテスがある老人に、「何に一番感謝しているか」とたずねた。
その老人は、「私が私自身であること。そして、今あるような友を持てたこと」と答えた。

この言葉に、私はハッとしました。

もちろん、「今あるような友を持てたこと」には大きな感謝があります。
でも、それ以上に私の心に残ったのは、
「私が私自身であること」という言葉でした。


私が私自身でいられるからこそ、
無理のない人間関係が築けるのかもしれません。

取り繕ったり、背伸びしたり、評価を気にしたり──
そんな自分でいる限り、本当の友達はできない。

逆にいえば、
「自分をそのまま出せること」こそが、友情のはじまりなのかもしれません。


形あるものは、いつか必ずなくなります。
地位も財産も、名声も、いつか手放すときが来る。

でも、友情は違います。
友情は、努力して維持する価値があるもの。
ときには手紙を送ってみたり、たまには近況を聞いてみたり。
そんな小さな「つながりの手入れ」が、友情という絆を育てていくのだと思います。


最近では、「友情の名言集」や「友情の本質」を扱ったまとめサイトもたくさんあります。
ふとしたときに読んでみると、
「そうそう、友達ってやっぱりいいな」って、じんわり温かい気持ちになりますよ。


友達って、やっぱりいいですね。

数ではなく、気持ちの通い合い。
遠くにいても、何年会っていなくても、
ふと会ったときに「おう!」と笑い合えるような関係。

そんな友情を、これからも育てていきたいと感じています。

昔からの友達、気が合う仲間、しばらく会っていないけどふと思い出す人。
「友達って、やっぱりいいな」と思える関係があるのは、
あなたが“あなた自身でいられるとき”なのかもしれません。

でも──
もし今、「人間関係に疲れてしまった」
「誰にも本音を話せない」
「自分らしく関われていない」

そう感じているとしたら。
少しだけ、“自分との関係”を整える時間をとってみませんか?

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