「完璧じゃない」日が、ほとんどの日常
朝、目覚ましを止めて二度寝。
やらなきゃと思っていた家事や仕事が、気づけば後回しになっている。
あの人には笑顔で接したかったのに、ついぶっきらぼうな態度になってしまった。
そんな日は、「あぁ、私ってダメだな…」と自己嫌悪にハマりやすいですよね。
でも実は、“整っている”自分でいられる日は、1年の中でそう多くはありません。
人間は感情や環境に左右される生き物。
だからこそ「ズレた状態」をゼロにするのではなく、“前提として受け入れる”ことが大事です。
「ズレ」を敵にしない
多くの人は、「ズレ」を直すこと=成長だと思いがちです。
もちろん改善も大事ですが、ズレをなくすよりも、ズレと付き合える柔らかさのほうが、長い目で見て自分を守ります。
たとえば、
- 気分が乗らないときは、小さな行動だけやってみる
- 無理に元気を出そうとせず、「今日は静かに過ごす日」と決める
- 完璧に仕上げようとせず、「今の自分で出せる7割」でよしとする
こうした選択は、怠けではなく自己保存の知恵です。
「今の私」に優しい言葉をかける
ズレた自分を受け入れる第一歩は、“言葉のトーン”を変えること。
「またダメだった…」よりも、「まぁ、そんな日もあるよね」のほうが、心は確実に軽くなります。
自分への言葉は、毎日の食事のようなもの。
辛辣な言葉を食べ続ければ、心はどんどん疲れていきます。
逆に、やさしい言葉はエネルギーを回復させます。
「整っていない私」がくれる気づき
面白いことに、“整っていない日”ほど、普段気づかない本音や欲求が顔を出します。
- 本当は疲れていたこと
- もっと人に頼りたかったこと
- 今やっていることが、自分に合わなくなってきたこと
こうしたサインを受け取れるのは、むしろズレているとき。
だから、「今日はなんだか不調だな」と感じたら、それを観察日記のように眺めてみましょう。
ズレも、自分の一部として抱きしめる
自分を受け入れるとは、「いい部分」だけを受け入れることではありません。
整っていない、迷っている、投げやりな自分も含めて、“まるごと”引き受けることです。
「ズレてもいい。私は私だから」
そう思えたとき、他人の評価や状況の波に振り回されなくなります。
そして不思議と、その余裕が“整い”を少しずつ呼び戻すのです。
まとめ
- ズレた自分は「直すべき敵」ではなく「共に生きるパートナー」
- 無理に完璧を目指さず、今の状態に合わせた行動を選ぶ
- 自分への声かけを、やさしいトーンに変える
- 不調やズレは、本音を知るサインでもある
- まるごとの自分を受け入れることが、最終的な整いを呼ぶ
ズレた自分を受け入れられるようになると、不思議と心の余白が生まれます。
その余白を少しずつ「整い」に変えていくために、次回は「小さな整いを積み重ねる習慣」についてお話しする予定です。
あなたが日常でできる“ほんのひと工夫”を見つけに来てください。
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