「やる気が出たら動こう」
そう思っていた時期が、私にもありました。
でも実際には──“行動が感情をつくる”という、驚くほどシンプルな真実がありました。
人間関係も、仕事も、夫婦関係も、実は同じ仕組みで動いています。
今日は、今あらためて腑に落ちた「行動の力」についてお届けします。
まず、行動を起こす
幸せな結婚は、愛する人と結婚したときに始まり、
結婚相手を愛するようになってから花開く。
── トム・マレン(アメリカのエッセイスト)
今日は、結婚生活についてのお話を通して、
「行動が感情をつくる」という普遍的なテーマについて触れてみます。
「豊かな人間関係を築く47のステップ」で、
グレン・ヴァン・エカレンはこんなエピソードを紹介しています。
ある判事が、離婚裁判を起こした92歳の女性に問いかけました。
「ご主人は94歳。結婚73年、どうして今になって離婚を?」
すると女性はこんなふうに答えたそうです。
「結婚生活はずっと前から暗礁に乗り上げていましたよ。でもね、子どもが亡くなるまでは我慢しようと思っていたんです。」
……思わず「え、そこまで?」とツッコミを入れたくなる話ですが、
人間関係は“何もしなければ自然と良くなる”ものではない、という真実を突いています。
さらに著者は、こんな調査結果にも触れています。
夫婦が別れる最大の理由は──
- お互いの正直な気持ちを話せない
- 心を裸にできない
- 相手を“親友”のように扱えない
どれも、どこかで耳が痛い内容です。
もし興味があれば、ぜひ本書をご覧になってください。
『豊かな人間関係を築く47のステップ』(グレン・ヴァン・エカレン著)
感情は、行動の“後ろ”からついてくる
人の行動メカニズムでは、感情の前に行動があります。
実は「感情だけをコントロールすること」はできないのです。
行動を起こした“結果として”、
後から感情がついてくる。
「やる気が出ないから始められない」のではなく、
“始めるから、やる気が出る”のです。
勉強でも、仕事でも、こんな経験はありませんか?
・まず机に向かう
・得意科目の教科書を開く
・1ページ読む
・簡単な問題を解いてみる
気づいたら、さっきまで手をつける気にならなかった科目に取り組んでいた…。
あの現象です。
■ 結婚生活でも同じ
グレン・ヴァン・エカレンは、心理学者ジョージ・W・クレイン博士の言葉を引用してこう述べています。
「相手に夢中になっているフリを続けていれば、
本当に夢中になるものなのだ。」
恋愛でも、夫婦でも、仕事の人間関係でも──
“感情が先”ではなく、
行動が感情を動かす。
これは、長い人生の中で私自身が強く実感していることでもあります。
あなたは、どんな行動から始めますか?
・相手の良いところを一つだけ探して伝えてみる
・5分だけ机に向かってみる
・気になる仕事を“手をつけるだけ”やってみる
行動は、本当に小さくて構いません。
でも、小さな一歩が感情を動かし、
毎日の現実を確実に変えていきます。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの人生が、後悔のない“航海”になりますように。
周りに振り回されず、
“思い通りの人生を生きる力”を、これからもお届けしていきます。
🌿お悩みのある方へ
- いつも時間に追われてイライラする
- 部下がなぜか動いてくれない
- 職場の人間関係をよくしたい
- 気持ちを整理して、前に進みたい
そんなあなたの気持ちを丁寧にお聴きします。
佐藤好彦
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