リーダーのための対話メソッド 勉強会(無料)

「もう限界…」
何度言っても動かない部下に、心が折れそうなリーダーへ。

部下が“自ら動く右腕”に変わる第一歩は、
あなた自身のリーダーとしての“思い込み”を外すことから始まります。

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【こんなお悩み、ありませんか?】

  • 指示しないと動けない部下に毎日ストレス…
  • 怒らずに伝えたいのに、全然響かない
  • 配属が希望と違うと退職をほのめかされて困っている
  • ハラスメントを恐れて、指導ができない/受け入れてもらえない
  • 自分の伝え方が悪いのかと、自信を失いかけている

実はこれ、あなたが“悪い”のではありません。
多くのリーダーが同じような悩みを抱えています。

【その悩み、なぜ解決しないのか?】

あなたはこんな「思い込み」に縛られていませんか?

  • ちゃんと伝えれば、いつか伝わる
  • やる気のない部下は、どうせ変わらない
  • もっと強く言えば、きっとわかる
  • ハラスメントと言われたら…とにかく言わないほうが無難

でも実際には――
「言えば言うほど動かなくなる」
「黙っていても不満は溜まる」
そんな悪循環に陥っていませんか?

【この勉強会で得られること】

この60分の勉強会では、あなたが部下指導でつまずいていた“本当の原因”と、
そこから抜け出すためのリーダーとしての視点転換を手に入れていただきます。

  • 部下が自ら考えて動き出す「巻き込み型」リーダーの思考
  • 自分の伝え方が驚くほど変わる3つのポイント
  • ハラスメントを恐れず、信頼されるフィードバック法
  • 「伝えても伝わらない」の正体と、打開する技術
  • そして、“右腕”が自然に育つ環境のつくり方

■開催形式:オンライン(Zoom) (申し込み後メールでURLをお知らせ)
開催日時 4月23日(水) 20:00~21:00
      4月26日(土) 13:30~14:30
      4月26日(土) 20:00~21:00
      4月28日(月) 20:00~21:00
時間:60分(ワーク付き)
参加費:無料
対象:部下育成・コミュニケーションに悩む
    課長・リーダー職の方(業種不問)等
    伝え方にお悩みの方どなたでも

【こんな方におすすめです】

  • 伝えても伝わらない理由を知りたい方
  • 指導に迷いがあり、手応えを感じられない方
  • 部下のモチベーションを引き出したい方
  • 真面目に向き合っているのに報われないと感じる方

【よくあるご質問(Q&A)】

Q:売り込みされるのでは?
A:無理な勧誘は一切ありません。必要な方にだけ、後日個別相談をご案内します。

Q:一人でも参加できますか?
A:もちろんです。ほとんどの方がお一人で参加されます。

「何を言っても変わらない」と思っていた部下が、変わるきっかけは
あなた自身の“関わり方”を変えることかもしれません。

まずは60分、一緒に視点を変えてみませんか?

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4月23日(水) 20:00~21:00
4月26日(土) 13:30~14:30
4月26日(土) 20:00~21:00
4月28日(月) 20:00~21:00

一緒にいて楽しい人になりたい

あなたは、こんなことを思ったことはありませんか?

  • 一緒にいて楽しい人と巡り会いたい
  • 一緒にいて楽しい人になりたい
  • 良い人間関係を築きたい

私自身、「どうだったかな?」とふり返ってみると、
正直、あまり意識してこなかったような気がします。

そのせいか――
誤解が重なり、すれ違いも多く…
敵も多いけれど、味方もそれなりにいる? そんな感じでした。

原因は、おそらく「ものの言い方」。
そう、私の場合、“伝え方”に問題があったのです。


今日のテーマは「話す」ではなく「聴く」こと

「人と良い関係を築きたい」
そう思ったとき、まず思い浮かぶのは「話し方」ではないでしょうか。

でも実は、「聴く力」こそが、関係性を変える大きなカギになるのです。


とても大切な詩をご紹介します(作者不詳)

話を聞いてほしいと言うと、
あなたは忠告をはじめる。
でも私は、そんなことを望んでいない。

話を聞いてほしいと言うと、
「そんなふうに考えるものじゃない」と、あなたは言う。
それは、私の心を踏みにじるように感じる。

話を聞いてほしいと言うと、
あなたは私の代わりに問題を解決しようとする。
けれど、私が求めているのは、そういうことじゃない。

ただ、聞いてください。
何も言わなくてもいい、
何もしなくてもいい。
ただ、私の話を「聴いて」くれるだけでいいんです。

忠告なんて、世の中にあふれている。
新聞を買えば、有名人がいくらでも答えてくれている。
それくらいのことは、自分でできます。

たしかに私は、少し弱気で、迷っているかもしれない。
でも、それでも「自分のことは自分で決めたい」と思っている。

だから――
私の話を、まず聴いてください。

そして、あなたが話したいのなら、
あなたの番が来たら話してください。

そうしたら、今度は私が、あなたの話を「ちゃんと聴きます」。


多くの人は、「ただ聴いてほしい」だけ

誰かに「話を聴いてほしい」と願っている人は、
ただ真剣に話を聴いてもらいたいだけなのです。

「わかってほしい」「共感してほしい」
それが、何よりの願い。

だから、安易なアドバイスや意見は、時に心を閉ざす原因にもなります。


「聴く力」を高める3つのコツ

では、「上手に聴く」ためのコツはあるのでしょうか?

答えは、あります。
それは、次の3つの気持ちを持つことです。

① 相手を尊敬すること

相手の背景や価値観を一旦受け入れる、そんな姿勢が大切です。

② 相手に同意すること(全てでなくてもOK)

「わかるよ」「そう思うときあるよ」といった共感の一言で、安心感が生まれます。

③ 相手に感謝すること

話してくれてありがとう――その気持ちは、ちゃんと伝わります。


最後に

「聴く力」は、あなたの人間関係をやさしく変える力を持っています。

アドバイスよりも、共感と尊重を持って話を聴くこと。
それだけで、信頼も、絆も、自然と深まっていきます。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの「聴く力」が、誰かの心をあたためますように。

【心が通じる聴き方】“できない私”に届かなかった言葉と、娘が前を向けた理由


今日は「相手の立場で聴くこと」について、少し私の体験を交えてお話しします。

コミュニケーションは、私たちが誰かと関わる以上、避けては通れないもの。
そしてそれは、ときに「伝えたはずなのに、伝わらない」苦しさをともなうこともありますよね。

今日は、そんな“伝わらなかった”経験と、そこから見えてきた大切な気づきをシェアします。


誰かの話を「自分ごと」として聴くということ

自分を愛するように誰かを愛するということは、
自分が聞いてもらいたいように誰かの話を聞き、
自分が理解してもらいたいように誰かを理解することだ。
ー デービット・オークズバーガー

この言葉のとおり、私たちは「自分がされて嬉しいこと」を、
他の誰かにもできたらいいなと思います。

でも現実には——

「人々の共感を妨げる最も大きな障害は、
誰もが “自分と同じだ” と頑なに信じている心だろう。」
―『豊かな人間関係を築く47のステップ』P.28より

…こんな落とし穴があるのです。


娘が「わかってもらえない」と感じた瞬間

今から10年ほど前、
大学の実習で心が折れそうになっていた娘が、私の元にやってきました。

「私だけができない…」
「私だけが落ちこぼれ…」

そう思い詰めて、泣きそうな声で私に問いかけてきたのです。

「どうしたらいいの?」

私は精一杯、励ましの言葉をかけました。
「教授も同じことを言っていたよ」とも伝えました。

でも彼女はこう返しました。

「教授には相談できない。友達にも言えない」
「わかってくれない!教授もタッタ(私)も“できる人”だから…」


フィルター越しに見えていた世界

このとき娘の心の中には、あるフィルターがかかっていました。

「私はできない人」
「教授やタッタは“できる人”」
「だから、できる人のアドバイスを聞いても、自分にはできない」

…という思い込みのフィルターです。

どれだけ愛をこめて伝えても、
その言葉はフィルターに遮られてしまうのですね。

彼女が本当に求めていたのは、
「ただ聴いてほしい」だけでなく、
「わかってほしい」
そして、
「なんとかしたい!」という強い想いだったのです。


“共感”がもたらした変化

そんな娘が次にとった行動は、
**「友達にメールをする」**という、シンプルな一歩でした。

すると、すぐに電話がかかってきて——

友達も同じように苦しんでいたこと、
そして、実際にどう乗り越えたかという「対処法」まで教えてもらえたのです。

それをきっかけに、娘は教授にも相談できるようになり、
実習にも前向きに取り組めるようになりました。


“わかってもらえる”と、人は行動できる

「なんとかしたい」という気持ちが、
彼女を一歩踏み出させたのです。

でもその前に必要だったのは、
「わかってもらえた」と感じる“共感”だったのかもしれません。


相手のマップを尊重するということ

相手のことを本当に理解しようとするには、
その人が見ている「地図(マップ)」を尊重することが大切です。

私たち一人ひとり、感じ方も、捉え方も、心の風景も違います。

「わかってもらえた」と感じてもらえる関わりを、
日頃から心がけていきたいですね。

私自身、これからも人のマップを尊重しながら、
あたたかな関係性を築いていきたいと思います。


「誰に学ぶか」が未来を変える

「何を学ぶか」ももちろん大切。  
でも、それ以上に大切なのが――

「誰に学ぶか」です。


以前、お会いした方がこんな話をしてくださいました。

 「漱石先生の弟子、そしてその孫弟子にあたる○○先生に学べたことは、  
  ただの知識以上の価値がありました」

とても共感しました。


私自身、NLPを学んだときの師匠は  
NLPの創始者のひとりであり、ITA(International Trainers Academy)を創設した  
ジョン・グリンダー氏から直接学んだ方でした。

(ちなみに、私はNLPマスタープラクティショナーです)


私のことをよく知る方々は、それぞれに応援の声をくださいます。

年配の方からは:

 「あなた、エグゼクティブ向けのコーチングをやるといいよ」  
 (※心の中で、「あんたが私のクライアント第1号になれよ!」と思ってたりします笑)

一方で、40代以下の方からは:

 「コミュニケーションに悩んでる若者を、あなたが導いてあげて」

と言っていただくことが多いです。

/実際、私のお客様は現在、  
コミュニケーションに悩む若い方が中心です。

でも最近、強く思うことがあります。

これからは――  
40代・50代の方々のサポートもしていきたい。

経験も実力もあるのに、  
部下指導やコミュニケーションの部分で壁にぶつかっている方は少なくありません。

だからこそ、若い人たちをどんどん一人前に育てられるような、  
そんな大人を増やしていきたいと思っています。


あなたがハッピーになると、私もハッピーになる。

そんな関係を、これからも大切にしていきたいです。

日本のデジタル力が振るわないのは“数学嫌いの大人”が増えたからなのか

日本のデジタル力が振るわないのは“数学嫌いの大人”が増えたからなのか

日本のデジタル力は、韓国、中国、マレーシアなどよりも低くなっています。
 一方で、15歳を対象にしたOECD(経済協力開発機構)の学習到達度調査「PISA」の2018年版では、日本の「数学リテラシー」は世界トップレベルです。
 2003年度をピークに大学院博士課程への進学者は減り続け、日本の科学研究力低下の大きな原因と見られています。

政府や産業界が「数学」に力を入れ始めた

ところが、政府や産業界が「数学」に力を入れ始めたのです。デジタル化が進む中、数学の知識や思考法が、AI(人工知能)、ビッグデータなど、これからのビジネスや生活に不可欠になっているからです。
 グーグル、アップルなどの「GAFA」と呼ばれる大手IT企業を生み出した米国では、10年ほど前から人気職業ランキングの上位を「数学者」「データサイエンティスト」などの数学関連が占めています。
 2021年6月、ゲームメーカー・セガのツイッター投稿が話題になりました。

 「サインコサインタンジェント、虚数i…いつ使うのだと思ったあなた。実は数学は、ゲーム業界を根から支える重要な役割を担っているのです」と発信、社内勉強会用の数学資料も無料公開しました。

 2021年7月、経団連と数学研究者が、「数理活用産学連携イニシアティブ」を立ち上げ、10月には、NTTが基礎数学の研究組織「基礎数学研究センタ」を新設しました。
 AI、ビッグデータ、自動運転、ネット検索、暗号通信、画像処理など、デジタル化のさまざまな機能や仕組みは数学抜きには存在しえないのです。
 「GAFA」と呼ばれる米大手IT企業や米ベンチャー企業が、数学や物理を学んだ優秀な人材を集めているのはそのためです。

もっと数学を!

経済産業省は2019年の報告書「数理資本主義の時代~数学パワーが世界を変える」で、「第四次産業革命を主導し、さらにその限界すら超えて先に進むために、どうしても欠かすことのできない科学が、三つある。それは、第一に数学、第二に数学、そして第三に数学である!」「デジタル技術の動向は数学が左右している」を発表し、世間を驚かせました。
 経産省が「もっと数学を!」と言いたくなるほど、日本のデジタル力は振るわないのです。2021年9月にスイスのビジネススクール「IMD」が公表した2021年の「世界デジタル競争力ランキング」によれば、日本の総合順位は28位で、18年以降、右肩下がりが続いています。


 これは、子供時代の数学力がデジタル力へと結びついていないからです。
 「下手に理系に進むと損をする」という考えを拭いさらないと数学力は育ちません。
 IT関連や金融業界などで理系出身の経営者が登場したり、高いデジタル技術や能力を持つ新卒社員に年収1000万円を提示したりする企業も現れてきました。


 こうした追い風を生かし、優秀な数学人材を育て、日本のデジタル力を向上させる、という好循環につなげていきたいものです
 政府は、短期間で実用や産業につながる成果を生む研究に手厚く予算をつけてきましたが、基礎研究には冷たいのです。数学の場合は、長い歳月を経てIT社会を支える暗号通信を生むなど、予想できない「化け方」をすることがもあります。このような芽をつぶさない評価について、産官学でもっと真剣に検討すべきでしょう。

世の中のあらゆることを表現できるのが数学です。
「下手に理系に進むと損をする」という考えは過去のこととなることでしょう。

(参考)
「デジタル力は中国、韓国以下」なぜ日本は”数学ができない大人”ばかりになってしまったのか
「下手に理系に進むと損をする」

https://president.jp/articles/-/53043

英語力「112カ国中78位」の日本、すすむ外国人の日本の離れ

英語力「112カ国中78位」の日本、すすむ外国人の日本の離れ

昨年11月に発表されたEF英語能力指数(EF EPI)において日本人は112カ国中78位。英語力の低下が示すように、日本人は外国に興味を失ってしまったのでしょうか。
With コロナの中、ビジネスの世界で日本は海外からどのように見られているのでしょうか。

外国企業は日本への興味を失っている

フランス人のレジス・アルノー氏は次のように述べています。
外国人にとって日本はかつてより住みにくい国になっています。
パリ発東京行きのエールフランス航空の乗客は、成田空港の入国審査の非効率性を感じたといいます。この便の乗客であったフランス企業のトップたちは、すべての入国希望者に課せられた手続きなどをしないといけないことは理解していたのにもかかわらず。グローバル企業の幹部である彼らがうんざりしたのです。

審査官らは英語が苦手で、ほとんどの手続きを外国人スタッフに頼っていたのです。
さらに、手続きの最終段階で、日本人職員が書類をチェックした後、「再確認!」と言って、別の職員に渡し、同じ作業を繰り返したことです。「今の日本に本社の役員を招くことはとてもできない。こんなプロセスを経させたら会社はすぐさま日本への投資をやめるだろう」と、このフライトに乗っていたあるフランス人は嘆きます。

アルノー氏が来日した1995年当時、有力な国会議員のスタッフには、若い外国人研修生がおり、外国からの情報を議員に提供するなどしていました。
「しかし、今では外国人研修生はいなくなってしまった。そんなことをしたら、その議員は日本人よりも外国人を優遇しているというシグナルを送ることになってしまうからだ」と、あるアメリカ人ロビイストは語ります。

金融業界では、東京や福岡、そして大阪も「金融ハブ」を標榜しているのですが、日本には英語を話せる人材が不足しているうえ、不透明な規制があり、新しい考えの受け入れに消極的で、キャピタルゲインへの厳しい課税があるにもかかわらず、こうした問題を解決するための具体的な努力をしていないのです。海外の金融機関は東京を去り、シンガポールや韓国に拠点を置き始めています。

日本企業の買収に、いまだに興味を持つ外国企業もあります。「しかし日本企業は、外国企業に買収される位なら死ぬほうを好みがちだ」と、フランスの監査法人の支社長は嘆きます。

「日本離れ」は外交面でも起こっている

かつて国際企業の若い幹部候補たちは、キャリアアップの足がかりとして日本でのポジションを切望していました。が、今はもう違うのです。「日本離れ」は外交面でも顕著です。フランス外務省は、かつて最高の外交官を派遣していました。 1995年以降、外務省のトップ官僚である「事務局長」の9人中4人が元駐日大使でした。

フランスのマクロン大統領は、フランスが開催する2024年パリ大会を見据えて、8月に東京オリンピックの開会式のために訪日したが、ある関係者によると、菅政権の硬直性とどんなテーマでも妥協する意思のないことに愕然としたというのです。
日本政府がオリンピックを重要視していることは、日本が現在の世界を誤解していることの表れでもあります。2025年に大阪で開催される万博を重要視しています。しかし、世界的な博覧会は、今や開催国以外では誰も気にとめないローカルなイベントなのです。

(参考)
英語力「112カ国中78位」の日本で広がる外国嫌い
「そして外国人は日本を見捨てる」でいいのか

https://toyokeizai.net/articles/-/475201

カンニングペーパーとビジネスで成功する要約力の関係

私の学生時代、ドイツ語の試験は辞書持ち込み可でした。東北大学の学生にこの話をしたら、外国語の試験は何でも持ち込み可だったので、ネイティブスピーカーを連れきた学生がいたそうです。また、私の先輩は、「カンニングペーパー」を必死で作成している間に内容を覚えてしまい、結局カンニングペーパーは使わず仕舞い。

大阪大学の場合はどうだったのでしょう。

大阪大学で、2005年から10年以上続いた伝説の講義

講義を担当したのは、法学者の谷口真由美氏です。谷口氏は、「日本国憲法」の講義であるユニークな施策をしていました。試験の際、カンニングペーパーの持ち込みを許可したのす。それは、「A4の用紙1枚になんでも書いてきてよし」というものでした。

「カンニングペーパー持ち込み可」は学生たちにはどんな反響があったか

カンニングペーパーを「持ち込み可」にしたのは、学生に講義の要点をレビューし、まとめさせるためでした。できあがったカンニングペーパーはそれぞれの頭の中を見事に映していました。さながら「小宇宙」のように。ちなみに、大阪大の「裏シラバス」ともいうべきクロバスの、谷口氏の授業のところには「カンペ持ち込み可」と書いてあります。

発想は、大学時代の「カンニング野郎Aチーム」

谷口氏の大学時代,「カンニング野郎Aチーム」というグループを組織していた友人がいました。単語にヤマをかけ、カンニングペーパーを作成し、出来上がったものを確認しているうちに、すっかりそれらの単語を覚えてしまっているのです。「ヤマをかける」という作業も、試験範囲をレビューし、要点をかいつまむ点で復習になります。

「ちっちゃいところにまとめる」のはポイントをかいつまむ作業

法学系の試験では『六法』持ち込み可がふつうなのですが、明らかにカンペをはさんでいる学生がいました。それだったら学生に、教える側が強調したポイントをあらかじめ小さな紙にまとめさせて、持ち込ませるのがいいのでは、と思うようになったのです。「なんでも持ち込み可」にすると、弁護士とか法学者のお父さんを連れてこられたら困るなあ、と気づいて「A4のカンペ」1本にしました。

試験の範囲、テーマは

講義の試験範囲は、「やったところからやったところまで。やっていないところからは、出しません」という、あるようなないようなものです。答案用紙では「理解していること」を証明するように周知していたので、カンペ作りも大仕事だったはずです。

わかっているところは重要であっても「書かない」

卒業生と話す機会があったのですが、「授業を聴いて自分が理解できたところはあえてカンニングペーパーに入れない、用語とか、覚えきれないところを重点的に書きました」と言っていました。その卒業生のやり方は、まさに「真」だったと思います。

実際に、「ポイントだけ」を書ける学生がいい答案を作成していた印象です。これは、仕事でプレゼンテーションをする際に「あんちょこ」を作るときにも、役に立つ極意だと思います。カンペを持ってこなかった子に聞くと理由は3パターン、作ったけど持ってくるのを忘れた、 作ったが、作った時点でもう必要なくなったので持ち込んでいない、作らなかった、でした。当然、2番目の学生の答案が本当にすばらしかった。

 
省くもの、残すべきものを見誤らなければ、学問やビジネスその他も、だいたいうまくいくように思えます。

(参考サイト)
阪大のカンニングペーパーがすごい。成功に必要なのは「要約」だった
https://forbesjapan.com/articles/detail/44538

変わりたいのに、変えられない! どうしたらいいの?

変わりたいのに、変えられない! どうしたらいいの?

変わりたいのに、変えられない! 
どうしたらいいの?

変わりたいのなら

習慣と環境を変えると、変わることができます。

巷でよく言われているでしょう。

痩せたいのなら・・・
  間食を止めると体重を落とすことができます!

 甘いものを控えたいのなら・・・
  家に甘いものを持ち込まない!

環境を変える・・・
 手っ取り早いのは、家を引っ越す!

引っ越しは大がかりですし、お金もかかります。

そこで、部屋の模様替えをする。

カーテンを変える。
 その前に、洗濯をする。。。はいかがでしょう。

家具や机の配置を変える

不要なものを処分するきっかけになりますよ。

私は独身の頃、ほぼ半年に1度の割合で部屋の模様替えをしていました。

机や本棚などの配置を変える程度ですが。

結婚してからは、なかなかできませんでしたが。。。

そういえば、私は、40年で15回ほど引っ越しをしています。

環境が変わって、何か変わったのか?
というと、心当たりはあまりありませんが。

引っ越し貧乏ですかね? (@@;)

自分を変えたい! あなた

まずは、お部屋の模様替えにチャレンジしましょう。

そして、あなただけの“らしんばん”を手にすることです。

コーチ・らしんばんのキャラクター、カエルくん

コーチ・らしんばんのキャラクターはカエルくんです。
子どもの頃、“カエル“を“びっき”と呼んでいました。

さて、“カエル”
なぜ、“カエル”なのでしょうか?

 “買える”
 “帰る”
 “変える”

そして、何を頼り変える? 帰る?

 何処へカエル?
 何処にカエル? 
 何をカエル?

 “らしんばん” を頼りに カエル

 私(自分)をカエル!
 目標を(に)カエル!
 目的を(に)カエル!

さあ、私も
 新しい年へを迎えるにあたり、
 新しい“らしんばん”を作成しよう!

知事さんのお話、句点(。)がくるまで、1分を越えていた・・。

知事さんのお話、句点(。)がくるまで、1分を越えていた・・。

こんなときだからこそ、話し方、伝え方が大切なようです。

先日、朝のTVをなにげなしに見ていたところ、
某県知事の「コロナに関する説明(話し方)」
を検証していました。

最後まで見ていなかったので、結論は分かり
ませんが、県知事さんのお話が手話通訳をと
おしてきちんと相手に伝わったのかを検証し
ていました。

そこで、問題となったのが、

話し始めてから、一つの話が終わるまで、つ
まり句点(。)がくるまで、1分を越えてい
た・・・。

うーん、これでは、手話通訳の方はさぞかし
大変だったと思われます。
とうぜん、相手に伝わったとは思えません。

話し方のコツは

先に、結論(これから話すことの概要)を述
べ、

次に、なぜそうなのかをその理由を説明し、

最後に、まとめを話す

そうそう、この話し方のコツは「文章の書き
方」にも応用できますよ。

書くときは、ワン・フレーズにはワン・ポイ
ントだけ書く。

こんなことをお話ししている私ですが、

先に結論を言うべきか、迷ったあげく

理由を先に話してから、結論を話すことがあ
ります。

話し終えてから、「失敗したぁ~。。。」と
反省することもあります。

日々、勉強ですね。