あなたは、自分が好きですか。
嫌いですか。
私は好きではありませんでした。(過去形です)
ちび、デブではありませんでしたが、メガネ。
顔はそれほど良くないし、
運動音痴、球技はからっきし駄目!?
少しオーバーですが、事実です。
剣道はまあ普通以下。
ホコリに花粉のアレルギー、
それに喘息持ち。
草むらに寝っ転がるなんてもってのほか。
半田付けをしていて、
松ヤニの煙で喘息の発作。
口から先に生まれてきたのかと言われるほど、
口は達者といわれ。
勉強はできた方ですが、天才であろうはずもなく
秀才にもほど遠い。
推薦入学をけって挑んだ
大学受験に二度も失敗・・・。
家庭でも職場でも
超わがまま「タッタ」です・・・。
そういうわけで
マタイによる福音書 22章39節 口語訳
第二もこれと同様である、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。
「愛」を「好き」に置き換えると
とても人様など「好き」になどなれない!?
愛することなど、できないではないか!
これが、若かりし頃の私の偽らず心境でした。
「天は二物を与えず!」なんてウソだ。
「天は二物どころか、三物、四物を与える!」
ねえ、私、おへそが曲がっているでしょ?
「神様は平等です。」
「うそだ!不公平だ。金持ちもいれば、貧乏人もいる。」
「でも神様は平等です。人は皆いつかは死にますから。」
「人は皆、幸せになるために生まれてきました。」
「人は皆、人の役に立つために生まれてきました。」
だったら、あなたは
「どう生きる?」
「何をする?」
「何をしたい?」
私は私なのです。
他の誰でもないのです。
だって、人様と比べたって仕方のないこと。
チビもメガネも、顔立ちもぜーんぶ、私の個性です!
「ありのままに・・・」
あれ、どこかで聞いた唄のフレーズ?
あるがままに・・・、あるがままを
受け入れる。
今の自分を受け入れる、今の私が一番好き。
自分を好きになると、
人様を受け入れられます、好きになることができます。
たとえば、
身体があまり丈夫でないので、
自分の身体を労っているから、
人様の身体を気遣うことができるでしょう?
優しくなれるでしょう。
笑顔でいられるでしょう。
私は、そんな平凡な日々を
過ごすように心がけたいです。
そう、私、完全にできていません。
佐藤好彦
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