満ちているひとり、その先にあるもの

温かさ、親切、そして友情は、世界中の人が最も必要としているものだ。
それらを与えることのできる人は、決して孤独にはならない。
           アン・ランダース(米国の人生相談回答者)

アメリカにも孤独死があるのですね。
グレン・ヴァン・エカレンの著書『豊かな人間関係を築く47のステップ』には、老衰で亡くなってから4年後に発見された女性のことが記されています。

死んでから4年間、誰にも気づかれない。
そんなことがありうるのかと、当時は思いました。

あれから時間が経って、いまも私は一人で暮らしています。

ただ、当時と違うのは、
不安ではなく、満ちている感覚があることです。

無理に人と関わらなくても、困ってはいない。
一人でいることも、どこか自然です。

けれど一方で、
人は年齢とともに、できなくなることが増えていきます。

そのとき、どうなるのか。

多くの人は、
「助けてほしい」と言えないまま、
つながりが途切れていくのかもしれません。

つながりは、時に煩わしい。
だから距離を取る。

でも本当に必要なとき、
その距離が、そのまま断絶になることもある。

私はいま、満ちているし、
自立もできていると思っています。

それでも少しだけ考えます。

この先、自分が「できなくなる側」に入ったとき、
人はどうやって、誰とつながるのか。

皆さんは、どうしたいと思うのでしょうか。

ちなみに私は、
なるようになるさ、という感覚でいます。

これまでそれなりに積み重ねてきたものがありますし、
やることはやってきたつもりです。

そのうえで、
あとは自然に任せるしかないとも思っています。

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追伸:

私は、ひとつの実験を始めています。
文章を整えるAIではなく、
自分の思いを、自分の言葉に戻す(「紡」という)AIです。
正解は出しません。
締めくくりません。
思想を完成させません。
ただ、問いを残します。
必要な人がいれば、森に来てください。

※コメントでもメールでも…..

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元・国土交通省 航空局勤務。 航空保安無線施設の維持管理、工事監督、設計・積算業務を20年以上担当し、現場リーダーとして数多くのチームマネジメントと人材育成に携わる。 その後、航空保安大学校にて教官として後進育成に従事。プロジェクトマネジメント研修をゼロから立ち上げ、現場視点に立った研修スタイルに定評がある。 現在は、「育てるのが苦手な現場リーダー」の支援をテーマに、人材育成・チームビルディング研修・コーチングを実施中。 「理論だけで終わらせない、“使える育成”がモットーです」