私の知り合いが「年末ジャンボ7億当てたら・・・」
どうやら当たらなかったようですが。
今度は、「グリーンジャンボで5億当てたら、リタイアだあ~!」と宣うので、
私は、「その金額を稼いでからリタイアでしょう。」と返信した次第。
FB(フェースブック)での会話です。
ご承知のとおり、宝くじの当選確率を計算すると、結論は買わない方が良いことになります。
今年のグリーンジャンボの場合、1ユニットの発行枚数は、1億7000万枚です。
うーん、でも、買わなきゃ絶対に当たらないし。
悩みどころですなあ~。
さて、3.4/100万のお話です。
お察しの通り、シックス・シグマ(6Σ)のことです。
品質のお話です。
品質は顧客から始まる(VOC:Voice Of Customer)の言葉通り、顧客満足を向上するためには、製品やサービスのバラツキをなくす必要がある。そのためには、プロセスを改善すること。
この手法が、日本の品質管理手法(QC / TQC)をモデルにし、さらに統計手法を加えて体系化しているとは驚きです。
さらに、ムダをとる業務改善、リーン、を取り入れると、リーン・シックス・シグマになります。リーン、すなわちムダ取りは、トヨタのお家芸のはず?です。
リーン・シックス・シグマを学ぶと、「間接部門こそ、リーン・シックス・シグマを!」ということになります。たぶん・・・
業務改善の例題としては、「遅刻」をいかになくす(減らす)かが良く取り上げられています。
日本の場合、電車やバスの公共交通機関を利用することを前提に考え、一方、アメリカの場合には、特に指定していないので、たぶん自家用車を想定しているようです。こんなところにもお国柄が出ています。
このリーン・シックス・シグマ、国際標準(グローバル・スタンダード)のISO13053になっているのですね。
ISO9000の次は、これかあ~。
どこまでやればいいのか。
終わりはなさそうです。
ものつくりやサービスの手法と思われがちな(リーン・)シックス・シグマですが、ITとは相性がよいのでしょうか。
ソフトウエアの品質マネジメントでは、上流工程から作り込むことが肝要ですよね。ソフトウエア・ライフサイクルにおいても、プロセスの明確化が大切ということになります。
シックス・シグマをプロセスの明確化と置き換えると、使えそうですね。
もちろん、ソフトウエア開発用にカスタマイズは必要でしょうが。
10分(15分でも良いのですが)、1,000円の床屋さんへ行ったとします。
他のお客様がそれぞれ何分で、平均では10分です。では、私は何分なのでしょうか?
お客である私は、他のお客様が何分であろうと関係ないのです。私は何分なの、10分で終わるのですね。
この確率がいくつなのか。
この3.4/100万の目標が、高すぎるのか、低すぎるのか、改善対象によって異なると思いますが、皆さんはいかがでしょうか
佐藤好彦
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