目標が何であろうと、目標達成に必要な意志と手段が自分に備わっていると信じること。
IQテストによく似ている学生の大学における成績を予測するとされているSAT(米国の大学進学適正試験)の成績よりも希望レベルの高低のほうが新入生の一学期の成績を正確に言い当てている。
EQ 心の知能指数: ダニエル・ゴールマン著 講談社文庫より
コーチングにおいても同じようなことが言われています。
例えば、目標を次の2つに設定したとします。
①月収100万円
②今の月収+10万円
どちらがより早く目標達成するでしょうか。
目標②の場合
プラス10万円なんて楽々達成出来そう (*^_^*)
お小遣い2万円増、各種請求書の支払いがこれでOK
先延ばし、怠けが起きてきます。
結果、負のスパイラルに陥ってしまいます。
一方、目標①の場合
わあ~、Bigなことで・・・ (@@;)
でも、ワクワク o(^-^)o
できるかな、いやできる!
結果、モチベーションが高くなります。
もっとも、目標が高い場合には、ステップを踏むことがミソですが。
ところで、うちの娘ですが、私立の薬学部5年生になりました。
彼女、決して優秀ではありません。
とにかく、丸暗記だけでココまで来たような・・・。
そういうわけで、進級が危ぶまれていました。
本人はもちろん、彼女の優秀な友達からも・・・。
「〇〇ちゃん、大丈夫かな。」
そこで彼女の優秀な友達が、あの手この手で進級試験をサポートすることになりました。
本人の努力もあったにせよ、友達のサポートのおかげで無事進級しました。めでたしめでたし。
どうやらこれには、さらに裏があったようです。
最後にはニンジン作戦までやったようなのです。
落第したら??・・・
そのときは、そのときに考えよう。だったそうです。
そうなんです、「進級する」ということしか考えていなかった。
不安はあったのでしょうが、「進級する」と信じていた。
特にまわりが、信じていた?
「希望(を持ち続ける)」能力が高い人は、自分自身に動機付けができるようです。
この先は、『EQ 心の知能指数 講談社文庫』をお読みください。
佐藤好彦
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